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「大学入試」が悩みなのは受験生よりも教授!? 

今年もすでに大学センター試験が1月17日、18日に行なわれ、

受験戦争真っ只中の学生さんもその動向が気になるところでしょう。

ところでその大学センター試験に関して、毎年多くの受験生と

その家族に放ってはおけない話題が急浮上しているといいます!

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この大学センター試験、そのやり方に見直しが入っているそうで、

2018年には廃止の可能性もあるそうです!



ええっ!!



業界ではG型、L型といった大学別の新たな教育方針も発表され、

これからの大学入試に注目が集まっているそうです。



大学受験にメスを入れる形でぶっちゃけられている書簡

 『大学入試 担当教員のぶっちゃけ話』

(櫻田大造/著、中央公論新社/刊)では、

現役大学教員が明かす“受験の真相”が語られています。




多くの人が、何かしらの形で経験したことのある「大学入試」。

AO入試、帰国子女枠、推薦入試、センター出願・・・

受験生やその親にとっては頭が痛くなるほど

多く種類の入試が出てきていますが、

大学教員から見た大学受験は少し見方が違うようです。



日本の大学入試の特徴は入試の種類と数の多さ、

それに各大学・学部独自の筆記試験の存在があります。



しかし、日本の受験制度に一番苦しめられているのは

大学の教授たちだというのです。



試験監督に当たってしまえば、寒い中ミスを出さないよう

作業しなければならないし、試験が終わった後には

大量の採点業務が待っています。



何よりも大変なのが入試問題作成業務でしょう。

教育や研究と異なり「匿名」が基本の問題作成。

どんな良問を作っても対価は得られず、

しかも「高校の学習指導要領の範囲を超えない」、

「新規の問題でなければならない」、といった要求に

答えなければならないため、作成には何ヶ月もかかります。



多大な労力をかけて作成した入試問題でも、

肝心の受験生が少なくては意味がありません。



そのため、職員だけでなく教員も入学受験生確保のための

“営業活動”に駆り出している大学もあるといいます。

オープンキャンパスへの参加や体験授業だけでなく、

大学アピールのために高校訪問を義務付けられることも。



確かに受験シーズンになると大学側の営業活動が

結構、目につきますよね。



ところが、有名大学でない場合には高校に赴いても

「大学教授がそこまでしないと志願者が来ないのか」と

高校の先生に哀れまれます・・・。



少子化の現代、大学と受験生を送り出す高校との力関係が

完全に逆転しているのです。



入試の作成や採点だけでなく、こういった“営業活動”も、

日本の大学にかなり独特な入試関連雑務となって

教授の肩に重くのしかかっているのが現状なんです。



この著書では、そんな日本の「入試のドタバタ」が、

大学教員の櫻田氏によって自由に描かれています。



更に、アメリカの入試・大学制度についても詳しく書かれており、

日本だけでなく世界に目を向けたい人も楽しめます。



入試の改善案も提示されており、かつて受験生だった人も、

これから受験生の親になる人も、気になる一冊となりそうです。



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